VPN Gateを利用してVPN接続しようと思ってる人
「VPN Gateって、無料のサービスだけど安全なのかな?情報を盗み取られたりしたらどうしよう・・・。VPN接続はしたいけど、セキュリティが気になるなぁ。」
こういった疑問にお答えします。
✓本記事の内容
- VPN Gate のメリットとデメリット【危険な使い方の事例つき】
- VPN Gateの通信の速さと安定性を検証
- おすすめの有料VPN【実際に使ったものだけ紹介】
VPN Gate のメリットとデメリット【危険な使い方の事例つき】
VPN Gateは筑波大学が開発する無料のVPNサーバーです。提供されているサーバーの数も豊富で、接続方法も簡単。
ただし、無料のサーバーはセキュリティが脆弱なのも事実。比較的安全な使い方と危険な使い方について解説していきます。
VPN Gateは無料!接続も簡単でサーバーの種類も豊富【メリット】
VPN Gateの何より良いところは、無料でサーバーの数が豊富なところ。
いくつかのレビューでは、「接続が頻繁に切れる」「回線が遅い」など書かれていますが、安定したサーバーを選べば有料VPN並みの早さで使えますよ。
具体的な接続方法は「海外在住の方におすすめ!5分で接続できる無料のVPN」でまとめています。
パスワード情報などの漏洩のおそれも。個人情報の入力は避けて【デメリット】
VPN Gateの利用にあたって一番気をつけなければいけないことは、VPN接続の利用シーンを選ぶことです。
具体的にいうと、VPN Gateに接続した状態でパスワードを入力したり、クレジットカードなどの個人情報を入力したりするのはやめましょうね、ということです。
筑波大学ではVPN Gateでは、誰でも簡単にサーバーを提供することができるようになっています。
そのため、提供者によってはセキュリティがあまく、たとえ開発者が意図していなかったとしても情報が盗み取られてしまう危険性があります。
NetflixやAbemaなどの日本の動画サイトを見るような目的なら問題ないかと思います。
【参考】
またVPNに接続されている間は個人のデバイスに紐づけられているIPアドレスではなく、異なるIPを使ってインターネットに接続されている状態になります。
VPNで個人が特定できないようにして、ネット掲示板などに不正な書き込みを行う行為や不正アクセスなども問題なっていますが、開発元である筑波大学は、VPN Gateを利用した犯罪への対策も進めています。
筑波大学VPN Gateの通信の早さと安定性を検証
有料VPN並みの通信速度の無料サーバーも多数
VPNを利用するにあたって一番気になるのが、通信速度。
わたしもネットの速度が遅かったり、作業中にプツプツと接続が切れたりするのが、めちゃくちゃ嫌です。
一部の例ですが、筑波大学のVPN Gateの通信速度はこんな感じです▼
「Mbps」というのが、通信速度を表す単位です。
通常のブラウジングなどでは20Mbps以上、動画の視聴やオンラインゲームなどでは100Mbps以上の速度が必要だといわれているので、筑波大学のVPN Gateには動画視聴やオンラインゲームなにも十分対応が可能なサーバーが提供されていることがわかります。
接続の安定性はサーバーによってかなり違うのでしっかり選んで
接続の安定性については、サーバーによってバラバラ、というのが結論です。
長時間接続しても全く接続が途切れないサーバーもあれば、頻繁に途切れるサーバーもあります。
まずはいろいろなサーバーを試してみて、安定しているサーバーを見つけましょう。
安定しているサーバーを見つけて保存しておけば、その後も安心して繰り返し利用することができますよ!