VPNの仕組み

VPNってなに?わかりやすく仕組みを解説します

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海外で日本のサイトやサービスを使いたいと思ったときに使うVPN。その他にも企業の中で
ネットワークを接続する場合にプライバシーの観点から利用されることもあります。
そもそもVPNはどんな仕組みで接続されているのでしょうか?わかりやすく解説します。

ネットワーク通信を暗号化するのがVPN

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略で、仮想のネットワークを使ってインターネット接続をする仕組みのことです。
私たちが日々使っているスマートフォンやパソコンには、それぞれ固有のIPアドレスが紐づいていますが、VPNを通して接続を行うことで別のIPが割り当てられます。
そうすることで、他人が個人のデータを追跡することや情報を漏洩することが不可能になります。

拠点間の接続や出先からのアクセスが可能

VPNを導入すること可能になるのが、離れた場所同士をネットワーク拠点間接続と、出先から会社のコンピューターに接続ができるリモート接続です。
例えば、東京と大阪に支社がある企業であってもお互いのコンピューターに接続できるのでデータの共有や閲覧が可能になったり、在宅勤務の社員であっても自宅から会社のパソコンへアクセスすることができるようになります。

「インターネットVPN」と「IP-VPN」の違いは利用する回線

企業が社内にVPNを導入する際に検討する問題の1つに「インターネットVPNにするか」それとも「IP-VPNにするか」ということがあると思います。
両者の違いは使用する回線にあります。インターネットVPNとはその名の通りインターネット上で専用の回線を作り通信を行うもの、「IP-VPN」とは通信業者が独自にもつネットワークを利用して通信を行うものです。
IP-VPNの最大のメリットとしては独自のネットワークを利用していることから、ハッキング等の不正なアクセスの心配が少なく、セキュリティの部分での信頼性があることです。ただ、利用するためには高額なコストがかかることから、最近では導入しやすく品質も向上してきたインターネットVPNを導入する企業が増えてきているといわれています。

VPNを使えば海外から日本のサイトやサービスを見られる

中国などの海外から日本のNetflixやアマゾンプライムなどにアクセスしようとしたとき、規制がかかってアクセスできない場合があります。そんなときにもVPNを使って日本のIPアドレスに変え、日本からのアクセスと同じ環境を作ることで見ることができるようになります。

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